04 自然科学部 Feed

2021年9月29日 (水)

ニホンミツバチの採蜜を行いました〜蜂蜜絞りの様子〜

採取した巣板を学校に持ち帰りました。

Img_0688

巣箱から巣板を取り出します。

Img_0690

初めての体験なので恐る恐る包丁を入れていきます。

「遠心分離機でぐるぐる回さないんですか?」という

疑問をもっていた生徒もいましたが、遠心分離機で採

蜜するのはセイヨウミツバチです。

ニホンミツバチの巣はとても柔らかいので,そのまま

遠心分離機にかけることはできません。

Img_0693

慣れてきました。どんどん解体していきます。

Img_0694

大きい巣板がとれました。端から端までびっしりと

蜂蜜が詰まっています。ちなみにこのまま食べるこ

とができます。「巣蜜」と言います。

ニホンミツバチの巣蜜は大変貴重で、飼育しない限

り,口にできる機会はほとんどないでしょう。養蜂

家の特権です。

生徒たちは巣蜜を口にして

 「あま〜い!」「おいし〜!」と嬉しそうに述べ

ながら何口もお代わりしていました。

Img_0695

試食が一段落したところで、蜂蜜を絞ります。

手で巣板を圧縮して蜜を絞り出し、布で濾します。

Img_0696

綺麗な色の蜂蜜です。

Img_0699

絞っても絞ってもまだまだ巣板があるので、

だんだん疲れて握力がなくなってきたようです。

交代しながら約一時間も絞り続けました。

Img_0704

瓶の大きさを比較するために牛乳を置いてみました。

約4.5kgもの蜂蜜が採れました!

都市養蜂でこんなに採れるなんて皆予想外でした。

ニホンミツバチを都市で養蜂する可能性にチャレンジ

するという研究が大きな成果を挙げたことを実感した

瞬間です。

Img_0703

大きな瓶には収まり切らず、小瓶にも入れました。

これでやっと全ての蜂蜜を絞り終えました。

ニホンミツバチの蜂蜜を食べた生徒たちの感想です。

「とても濃厚な味で、今まで食べた蜂蜜とは全然違

います」

「すごく甘いのに後味がさっぱりしていて美味しい

です」

「ほのかに酸味が感じられて好きな味です。」

巣箱を見守り続けてきたニホンミツバチ研究班の生

徒たちにとって,とても思い出に残る味になったこ

とでしょう。

Img_0707

蜂蜜を持ち帰った生徒が、パンケーキを焼いて

蜂蜜をあえた写真を送ってくれました。

今後も研究を続けていくためのエネルギーをミツ

バチにもらった1日でした。

2021年9月27日 (月)

ニホンミツバチの採蜜を行いました

収穫の秋が近づきつつありますが、

甲南高校が夏前から飼育してきたニホンミツバチも

採蜜の時期を迎えました。

養蜂家にとって最大のイベントです。

Img_0666_2

巣箱を置かせていただいている鹿児島大学農場で

防護服に着替えます。

Img_0668_2_2

Img_0669_2

巣箱の天板を外します。

インパクトドライバーにも慣れてきました。

Img_0670_2_2

スクレーパーという道具で天板を切り離すための

隙間を作ります。蜜蜂が巣板を天板にぶら下げて作っているため

それを切り離す必要があるのです。

Img_0673_2

スクレーパーで作った切り込みに細いワイヤーを通します。

ワイヤーを引くことで天板と巣板が切り離されるという仕組みです。

Img_0676_2_2

天板が切り離されました!

いよいよ蜂蜜の詰まった巣と対面します!

Img_0679_2

蜂蜜がパンパンに詰まっています!

素晴らしい光景です!美味しそう!

Img_0683_2

蜂蜜を絞るために、上段を切り離します。

Img_0686_3

2段目もいっぱいいっぱいに蜂蜜が詰まっていました!

切り離した瞬間に蜂蜜が滴り落ちるほどの量です。

一気に周囲に甘い匂いが漂います。

さて、長くなりましたので今回はここまでです。

次回は学校に持ち帰って、いよいよ蜂蜜を絞ります!

2021年9月 5日 (日)

ニホンミツバチの様子

多くの方から「ミツバチは元気ですか?」と
ご質問をいただいています。

この夏をニホンミツバチたちはどう過ごしたのか?
早速鹿児島大学の農場へ向かいました。

Img_0551

ひと月前は夏野菜でにぎわっていた大学農場も

今はすっかり寂しくなっています。

まだまだ暑い日が続いてはいますが

季節は確実に秋に向かいつつあることを実感します。

Img_0548

巣門前にたくさん出てきていました!

Img_0550

巣門前に整列しています。

これは「扇風隊」とも言うべき役割の働きバチで

一生懸命に羽を動かし,巣の中に新鮮な空気を送り込んでいるものと

考えられています。貯めた蜜の糖度を上げるために空気の流れが必要なのです。

8月の災害級の大雨も耐え抜いた日本ミツバチ達。

順調にいけばもうすぐ撮蜜が行える時期になります。

2021年8月25日 (水)

SSH通信10号発行

SSH通信10号を発行しました。

MENU「8.SSH通信」からダウンロードしてください。

10 なお,過去のSSH通信もご覧になれます。

全国の仲間と切磋琢磨 〜自然科学部、SSH生徒研究発表大会に参加〜

去る8月4日(水)、兵庫県神戸市の神戸国際展示場でSSH生徒研究発表大会が開催されました。
これは、全国のSSH指定校・実績校の自然科学部が日頃の研究成果を通して交流するもので、本校からは自然科学部・丹羽 葵さん(2年)と田畑結衣さん(2年)が参加しました。

昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン開催でしたが、今年度は会場でポスター発表を行うことができました。

写真下:会場の様子

01

02

丹羽さんと田畑さんは、離岸流の研究をテーマに研究し、その成果をポスターを使って発表しました。
鹿児島をはじめ、全国の海岸で発生する水難事故の原因の一つとなっている離岸流について、独自のモデル実験を行い考察した結果を発表しました。

写真下:研究成果を発表する田畑さん(左)と丹羽さん

03

審査の結果、甲南高校自然科学部はポスター発表を受賞しました。

(審査結果は文部科学省のホームページで確認することができます)

「令和3年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会表彰校の決定について」(文部科学省ホームページ)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2021/0820ssh.htm


丹羽さんと田畑さんは、全国の自然科学部の仲間たちと交流したり、発表を聴いたりと、大変充実した時間を過ごすことができたようです。

写真下:他校の発表に熱心に耳を傾ける丹羽さんと田畑さん

04

2人には今回の経験を通して、更なる高みを目指して欲しいです。

2021年8月24日 (火)

科学の魅力を伝えます 〜自然科学部の校外活動〜

001

去る7月24日(土)〜25日(日)の2日間、鹿児島市立科学館にて「科学の祭典 鹿児島2021」が開催されました。
当日は新型コロナ感染症予防のために、事前参加申込をされた方のみが参加されました。

例年よりは参加者が少なかったとのことですが、それでも家族での参加が目立ちました。当日は27のブースが設営されました。

本校から、自然科学部の2年生3人及び物理担当教員3人(引率・指導)が参加し、「ペーパージャイロを飛ばそう!」というテーマでブースを開設。来場者と共に製作・実験を行いました。

写真下:子どもたちにアドバイスをする自然科学部の生徒

Kagaku_saiten2_3

写真下:今回準備した「ペーパージャイロ」

Kagaku_saiten5_2

紙を丸めてセロテープで固定しただけの円筒形の物体ですが、上手く投げると紙飛行機のように飛ばすことができます。来場した子どもたちだけでなく、保護者の皆さんも夢中で投げていました。

写真下:さあ、うまく飛ぶかな?

Kagaku_saiten1_2

ペーパージャイロの作り方や投げ方を分かりやすく説明してくれた自然科学部の生徒たち。

子どもから大人まで楽しい交流ができ、とても貴重な経験ができた2日間でした。

2021年7月14日 (水)

現在の二ホンミツバチ

7月最初のニホンミツバチ観察会を9日(金)に行いました。

20210709_165345

 巣箱の入口にはじっとして羽根を羽ばたかせている

働き蜂がいます。これは巣の内部に空気を送り込むた

めの「扇風部隊」です。

 雨続きで高くなっている巣の内部の湿度をさげるため,

また,水分を飛ばして蜜の糖度を上げるためにやってい

る,と言われています。

20210709_165330

巣箱を開けるので防護服を着用。

20210709_165712

まずは底板周辺に巣をつくってしまっているアリを

掃除します。蜂にとって住み心地が良い場所は他の

昆虫にとっても住み心地がいいのです。

とはいえ,アリは養蜂に邪魔なので退去願います。

20210709_165609

前回の写真と見比べてもらえば群れが大きくなって

いることが分かると思います。とても順調です。

もうすぐ巣箱を拡大しないといけないくらい群れに

勢いがあります。

20210709_165622

底面いっぱいまであふれそうな蜂たちです。

梅雨が明けたら真夏になり,蜜源が枯渇する時期に

なります。

どのように群れの勢いを維持するか,ニホンミツバチ

研究員たちの工夫が問われます。

2021年7月13日 (火)

二ホンミツバチ講座が始まりました!

SSH事業の一環「自然科学部特別企画」として

今年度は「ニホンミツバチ講座」を実施します。

先日の第1回観察会に引き続き,

第一回の座学講座が開かれました。

20210706_164709

講師は英語科の出水田先生です。

ニホンミツバチとはどのような生き物なのか,西洋ミツバチとの対比をしながら分かりやすく

解説してくださいました。

20210706_170852

講座の後は,ミツバチの自然巣に関する研究を

行うため,会議が行われました。

暑い夏に負けない熱い研究が始まりました。

2021年6月24日 (木)

とある放課後の様子

とある放課後,正面玄関前に複数の生徒と先生の姿が・・・

20210622_164223_4

中洲通を通って向かった先は・・・

20210622_164552_3_2

鹿児島大学農学部の農場でした!

20210622_165324_220210622_165421

ニホンミツバチ研究員の皆さんが巣箱の様子を観察に来たのでした!

Img20210622165650

ニホンミツバチはとてもおとなしいので

1mくらいの距離までなら防護服は必要ありません。

巣箱に一生懸命出入りしている働きバチを見て

「かわいい~!」と歓声を上げています。

Img20210622165855巣箱を開けるので防護服を着ます。

Img20210622170147 巣箱いっぱいに巣を作っている様子を観察。

 「すごい!いっぱいいる!」とみんな驚いていました。

 もう一つの巣箱は残念ながら巣が大きくなっておらず

 何らかの不調が生じている様子でした。

 自然が相手なのでなかなか思い通りにならないのも学びの一つです。

 

 期末テスト前の晴れ間に巣の観察ができてよかったです。

 期末テスト明けにいよいよ本格的に研究活動がスタートします。

2021年6月18日 (金)

~ ニホンミツバチの深遠なる世界 ~

令和3年度 自然科学部特別講座

~ ニホンミツバチの深遠なる世界 ~

Mitubachi

この度,甲南高校では養蜂(ミツバチの飼育)にチャレンジすることになりました。


この特別講座は,科学的なことに興味を持ったり,取り組んだりしている先生方が講師となり行われます。今回の講師は英語科の先生です。

昨年度は国語科の先生が講師となり「バイクのエンジンの分解・組立」を行いました。生徒たちは見慣れない工具を使い,オイルで汚れながらも完全にエンジンを分解し,今度は分解したエンジンを組み立て,バイクに取り付けました。そして,エンジンが始動したときには大変感動していました。

今回の養蜂についても,前回同様,体験を通して生徒たちは多くの発見や感動をしてくれるものと期待しています。

生徒たちが取り組む様子やミツバチの様子は,今後このブログにて紹介していきます。

なお,今回の講座は巣箱設置や飼育に関して鹿児島大学農学部(農場)の協力をいただいております。この場を借りて,厚く御礼申し上げます。

特別講座の詳細は以下のPDF(参加者募集案内)をご参照ください。

参加者募集案内.pdf