SSH通信11号発行
SSH通信11号を発行しました。
今回の特集は
「課題研究への取組」
「第1回リケジョに学ぶ最新の科学(新日本科)」
の2本立てです。
MENU「8.SSH通信」から今までに発行したものもダウンロードできます。
SSH指定Ⅰ期4年目(2023年度)
「より良い未来創造に挑戦し続ける科学技術系グローバルリーダーの育成」を目指します。
SSH通信11号を発行しました。
今回の特集は
「課題研究への取組」
「第1回リケジョに学ぶ最新の科学(新日本科)」
の2本立てです。
MENU「8.SSH通信」から今までに発行したものもダウンロードできます。
去る8月4日(水)、兵庫県神戸市の神戸国際展示場で「SSH生徒研究発表大会」が開催されました。
これは、全国のSSH指定校・実績校の自然科学部が日頃の研究成果を通して交流するもので、本校からは自然科学部・丹羽 葵さん(2年)と田畑結衣さん(2年)が参加しました。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン開催でしたが、今年度は会場でポスター発表を行うことができました。
写真下:会場の様子
丹羽さんと田畑さんは、「離岸流の研究」をテーマに研究し、その成果をポスターを使って発表しました。
鹿児島をはじめ、全国の海岸で発生する水難事故の原因の一つとなっている離岸流について、独自のモデル実験を行い考察した結果を発表しました。
写真下:研究成果を発表する田畑さん(左)と丹羽さん
審査の結果、甲南高校自然科学部は「ポスター発表賞」を受賞しました。
(審査結果は文部科学省のホームページで確認することができます)
「令和3年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会表彰校の決定について」(文部科学省ホームページ)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2021/0820ssh.htm
丹羽さんと田畑さんは、全国の自然科学部の仲間たちと交流したり、発表を聴いたりと、大変充実した時間を過ごすことができたようです。
写真下:他校の発表に熱心に耳を傾ける丹羽さんと田畑さん
2人には今回の経験を通して、更なる高みを目指して欲しいです。
去る7月24日(土)〜25日(日)の2日間、鹿児島市立科学館にて「科学の祭典 鹿児島2021」が開催されました。
当日は新型コロナ感染症予防のために、事前参加申込をされた方のみが参加されました。
例年よりは参加者が少なかったとのことですが、それでも家族での参加が目立ちました。当日は27のブースが設営されました。
本校から、自然科学部の2年生3人及び物理担当教員3人(引率・指導)が参加し、「ペーパージャイロを飛ばそう!」というテーマでブースを開設。来場者と共に製作・実験を行いました。
写真下:子どもたちにアドバイスをする自然科学部の生徒
写真下:今回準備した「ペーパージャイロ」
紙を丸めてセロテープで固定しただけの円筒形の物体ですが、上手く投げると紙飛行機のように飛ばすことができます。来場した子どもたちだけでなく、保護者の皆さんも夢中で投げていました。
写真下:さあ、うまく飛ぶかな?
ペーパージャイロの作り方や投げ方を分かりやすく説明してくれた自然科学部の生徒たち。
子どもから大人まで楽しい交流ができ、とても貴重な経験ができた2日間でした。
とある放課後,正面玄関前に複数の生徒と先生の姿が・・・
中洲通を通って向かった先は・・・
鹿児島大学農学部の農場でした!
ニホンミツバチ研究員の皆さんが巣箱の様子を観察に来たのでした!
ニホンミツバチはとてもおとなしいので
1mくらいの距離までなら防護服は必要ありません。
巣箱に一生懸命出入りしている働きバチを見て
「かわいい~!」と歓声を上げています。
「すごい!いっぱいいる!」とみんな驚いていました。
もう一つの巣箱は残念ながら巣が大きくなっておらず
何らかの不調が生じている様子でした。
自然が相手なのでなかなか思い通りにならないのも学びの一つです。
期末テスト前の晴れ間に巣の観察ができてよかったです。
期末テスト明けにいよいよ本格的に研究活動がスタートします。
令和3年度 自然科学部特別講座
~ ニホンミツバチの深遠なる世界 ~
この度,甲南高校では養蜂(ミツバチの飼育)にチャレンジすることになりました。
この特別講座は,科学的なことに興味を持ったり,取り組んだりしている先生方が講師となり行われます。今回の講師は英語科の先生です。
昨年度は国語科の先生が講師となり「バイクのエンジンの分解・組立」を行いました。生徒たちは見慣れない工具を使い,オイルで汚れながらも完全にエンジンを分解し,今度は分解したエンジンを組み立て,バイクに取り付けました。そして,エンジンが始動したときには大変感動していました。
今回の養蜂についても,前回同様,体験を通して生徒たちは多くの発見や感動をしてくれるものと期待しています。
生徒たちが取り組む様子やミツバチの様子は,今後このブログにて紹介していきます。
なお,今回の講座は巣箱設置や飼育に関して鹿児島大学農学部(農場)の協力をいただいております。この場を借りて,厚く御礼申し上げます。
特別講座の詳細は以下のPDF(参加者募集案内)をご参照ください。