自然科学部SSH奄美研修
自然科学部11名が、2月22日(土)~24日(月)の2泊3日の日程で、世界自然遺産に登録された奄美大島へ研修に行きました。
研修先
22日(土)土盛海岸、奄美自然観察の森
23日(日)奄美野生生物保護センター、マングローブの森、奄美大島世界遺産センター
24日(月)奄美海洋展示館
2泊3日の研修を通して、奄美の豊かな自然を実感するとともに、生態系の中での生物どうしや生物と環境とがつながりの大切さを考えることができました。
奄美自然観察の森では、奄美固有の動植物について学び、野鳥探しもよい経験となりました。昨年、奄美大島のマングース根絶が環境省より発表されており、奄美野生生物センターではその過程を学ぶとともに、職員の方が作られた慰霊碑に手を合わせ、失われずに済んだはずの多くの生き物たちの命の重さを学ぶことができました。
マングローブでは、みんな初めのうちはぎこちなかったカヌーの漕ぎ方もすぐに上手になり、豊かな森と海をつなぐマングローブの役割を学ぶことができました。奄美大島世界遺産センターでは、本校OBの方に展示の解説をしていただきました。奄美海洋展示館では、奄美海洋生物研究会会長興克樹様に奄美大島のクジラやイルカ、ウミガメなどの海洋生物の様子について講演をしていただきました。
生徒たちは、毎日、今日のベストショットをクラスルームに投稿しお互いの感動を共有することで、さらに学びを深めていました。豊かな自然と人々の生活の関係、研究と行政や政治との関係など、様々なことを考えることができた3日間でした。
写真下:土盛海岸(フィールドワーク)
写真下:奄美自然観察の森
写真下:マングローブ
写真下:奄美大島世界遺産センター
写真下:奄美海洋展示館
お世話になった方々に、お礼を申し上げます。ありがとうございました。