Sci甲(SSH新聞)30号
Sci甲(SSH新聞)30号です。
各クラスのSSH委員が作成しました。3年生の「シラスバルーンで石鹸作り」をテーマに研究しているグループに取材をしました。
SSH指定Ⅰ期5年目(2024年度)
「より良い未来創造に挑戦し続ける科学技術系グローバルリーダーの育成」を目指します。
Sci甲(SSH新聞)30号です。
各クラスのSSH委員が作成しました。3年生の「シラスバルーンで石鹸作り」をテーマに研究しているグループに取材をしました。
7月最初のニホンミツバチ観察会を9日(金)に行いました。
巣箱の入口にはじっとして羽根を羽ばたかせている
働き蜂がいます。これは巣の内部に空気を送り込むた
めの「扇風部隊」です。
雨続きで高くなっている巣の内部の湿度をさげるため,
また,水分を飛ばして蜜の糖度を上げるためにやってい
る,と言われています。
巣箱を開けるので防護服を着用。
まずは底板周辺に巣をつくってしまっているアリを
掃除します。蜂にとって住み心地が良い場所は他の
昆虫にとっても住み心地がいいのです。
とはいえ,アリは養蜂に邪魔なので退去願います。
前回の写真と見比べてもらえば群れが大きくなって
いることが分かると思います。とても順調です。
もうすぐ巣箱を拡大しないといけないくらい群れに
勢いがあります。
底面いっぱいまであふれそうな蜂たちです。
梅雨が明けたら真夏になり,蜜源が枯渇する時期に
なります。
どのように群れの勢いを維持するか,ニホンミツバチ
研究員たちの工夫が問われます。
とある放課後,正面玄関前に複数の生徒と先生の姿が・・・
中洲通を通って向かった先は・・・
鹿児島大学農学部の農場でした!
ニホンミツバチ研究員の皆さんが巣箱の様子を観察に来たのでした!
ニホンミツバチはとてもおとなしいので
1mくらいの距離までなら防護服は必要ありません。
巣箱に一生懸命出入りしている働きバチを見て
「かわいい~!」と歓声を上げています。
「すごい!いっぱいいる!」とみんな驚いていました。
もう一つの巣箱は残念ながら巣が大きくなっておらず
何らかの不調が生じている様子でした。
自然が相手なのでなかなか思い通りにならないのも学びの一つです。
期末テスト前の晴れ間に巣の観察ができてよかったです。
期末テスト明けにいよいよ本格的に研究活動がスタートします。
令和3年度 自然科学部特別講座
~ ニホンミツバチの深遠なる世界 ~
この度,甲南高校では養蜂(ミツバチの飼育)にチャレンジすることになりました。
この特別講座は,科学的なことに興味を持ったり,取り組んだりしている先生方が講師となり行われます。今回の講師は英語科の先生です。
昨年度は国語科の先生が講師となり「バイクのエンジンの分解・組立」を行いました。生徒たちは見慣れない工具を使い,オイルで汚れながらも完全にエンジンを分解し,今度は分解したエンジンを組み立て,バイクに取り付けました。そして,エンジンが始動したときには大変感動していました。
今回の養蜂についても,前回同様,体験を通して生徒たちは多くの発見や感動をしてくれるものと期待しています。
生徒たちが取り組む様子やミツバチの様子は,今後このブログにて紹介していきます。
なお,今回の講座は巣箱設置や飼育に関して鹿児島大学農学部(農場)の協力をいただいております。この場を借りて,厚く御礼申し上げます。
特別講座の詳細は以下のPDF(参加者募集案内)をご参照ください。