SSH指定Ⅰ期4年目(2023年度)
「より良い未来創造に挑戦し続ける科学技術系グローバルリーダーの育成」を目指します。
6時間目、2年生全体にお話をしていただきました。
講師は、東京海洋大学の柴田恭幸先生です。事前にみなさんが疑問に感じていたことにも丁寧に答えていただきました。
写真下:熱く講義をしてくださる先生と、注意深く聞く生徒たち
7時間目には、中間発表会の代表グループの生徒が自分たちのプレゼント見ていただき、アドバイスをもらいました。非常に丁寧に、スライドの作り方について指摘をしてくださいました。
写真下:グループの代表者が発表、ご指導をいただいてます。
放課後も、何組も質問している様子がみられました。今後の発表に生かしていきましょう。
研修最終日の今日は、西部林道で野生のサル、シカの観察を行いました。
最初に向かったのは、大川の滝。日本の滝100選にも選ばれている屋久島最大の滝だそうです。
西部林道に着くと、たくさんのサルやシカを間近で観察することができました。
人間から、感染症などをうつしてしまう可能性もあるので、ソーシャルディスタンスを保って観察します。
ガイドの市川さんに、電波によるフォックスハンティングの方法を教えていただき、実際に体験しました。
今回は2ヶ所で電波を受信し、設置した電波発信機の位置を調べましたが、残念ながら予想した場所と実際に設置してある場所とは異なっていました。
3日間という限られた時間でしたが、屋久島で自然への理解を深めるとともに、さまざまな調査方法を実際に体験し、どのように結果の集約・考察を行なっていくのか学ぶことができました。この経験を、今後の課題研究にも生かしていってください。
今回、研修にご協力いただいたYNACの松本さん、市川さん、ありがとうございました。
研修2日目の今日は、県道ヤクスギランド線で植生の垂直分布について調査します。
最初は、標高350メートル地点です。
写真下:下草グループ・樹木グループに分かれて調査をしています。
今回の調査では、環境の変化を数値化するため、樹木や下草の種類と本数を記録していきます。
次は、標高600メートル地点へ移動します。
写真下:大きなシダ
ヤクスギランドでは、屋久杉の森を見学しました。
写真下:くぐり栂
写真下:仏陀杉
ヤクスギランドを出た後は、標高1200メートル地点で最後の調査です。
写真下:杉の高さを計算します。
帰った後は各グループで記録したことをまとめ、明日に向けての事前学習をしました。
写真下:屋久島に生息している動物の骨を見て、何の動物かクイズをしています。
ガイドの市川さんに、屋久島がどのようにして今の状態になっているのか教えていただき、なぜ屋久島の自然が世界的にも貴重だと言われているのか、改めて考える機会となりました。
明日は、いよいよ最終日。西部林道で、野生動物を調査します。
SSH通信11号を発行しました。
今回の特集は
「課題研究への取組」
「第1回リケジョに学ぶ最新の科学(新日本科)」
の2本立てです。
MENU「8.SSH通信」から今までに発行したものもダウンロードできます。
多くの方から「ミツバチは元気ですか?」と
ご質問をいただいています。
この夏をニホンミツバチたちはどう過ごしたのか?
早速鹿児島大学の農場へ向かいました。
ひと月前は夏野菜でにぎわっていた大学農場も
今はすっかり寂しくなっています。
まだまだ暑い日が続いてはいますが
季節は確実に秋に向かいつつあることを実感します。
巣門前にたくさん出てきていました!
巣門前に整列しています。
これは「扇風隊」とも言うべき役割の働きバチで
一生懸命に羽を動かし,巣の中に新鮮な空気を送り込んでいるものと
考えられています。貯めた蜜の糖度を上げるために空気の流れが必要なのです。
8月の災害級の大雨も耐え抜いた日本ミツバチ達。
順調にいけばもうすぐ撮蜜が行える時期になります。