SSH指定Ⅰ期5年目(2024年度)
「より良い未来創造に挑戦し続ける科学技術系グローバルリーダーの育成」を目指します。
9月15日(金)、令和5年度2年生のGSコース(約130名)による課題研究中間発表会(予選)が行われました。
今回は2年生の生徒が発表し、1年生の生徒がルーブリック表を用いて評価するという審査方法で行われました。緊張しながらも自分たちの研究を一生懸命伝えようとする姿が見られました。
写真下:廊下で最終確認中
写真下:1年生の表情をみながらのプレゼン
写真下:スライドも伝わりやすいように工夫
今回の発表を聞いた1年生からは
・実際に行って研究をしていることがすごいと思った。
・スライドのデザインもわかりやすく工夫されていた。
・発表の際、声量に注意が必要だと思った。
・データはわかりやすいものと分かりにくいものがあり、表示する際は注意しないといけないことがわかった。
・人に伝わりやすく、納得してもらえるプレゼンを自分もしたい。
などの感想がありました。良かった点、改善が必要な点を今後の自分に役立てようと考えての意見も多かったです。2年生に良い刺激を受けたようです。
SSH通信第24号を発行しました。
今回は・・・
夏季休業中に訪問した鹿児島大学大学院理工学研究科理学専攻化学PGの濵田季之准教授の研究室を訪問し、研究内容や研究におけるやりがい等についてインタビューさせていただきました。
自然科学部が、7月22日(土)、23日(日)鹿児島市立科学館において「青少年のための科学の祭典2023」に参加しました。今年で3年連続の参加です!!
本年度は、午前の部、午後の部と各部で400名の参加者制限を設け、事前予約制で開催されました。
本校自然科学部は「ペーパージャイロを飛ばそう」を出展しました。ペーパージャイロとはアメリカで作られたXジャイロを紙で作ったものであり、小さな子供が作りやすく、また飛ばして遊びやすいものです。うまく飛ばすにはコツがあり、自然科学部員は試行錯誤しながら、小学生中学生に説明していました。
思い通りに飛ばすことはなかなか難しいながらも工夫して一生懸命飛ばしてくれました。
写真下:当日の様子
写真下:学校長も応援に来てくださいました!
7月7日(金)、令和5年度第1回SSH運営指導委員会が開催されました。
運営指導委員の先生方には、委員会の前に7限目のSS探究の授業(1年生は各教室でZoomでの統計講座、2年生は各グループごとの研究)を見学していただきました。
写真下:1年生の授業の様子
会議では、本校職員から令和5年度の事業計画と中間評価への対応等、学校設定科目、自然科学部について説明があり、その後、協議・指導助言をいただきました。(以下、指導助言一部抜粋)
(委員)SSHは,生徒にとって新しい世界を見せられる,新しい学習のスタイルを身に付ける好機である。ルーブリックは,自身の変容が分かるので,全学年同じものを使っているのは良い。SS英語もSGHの精神が生きており,科学的思考力と合わせて大切な能力を育成している。SSHの研究指導体制の深化が見て取れる。今後は継続性と専門性に留意しつつ,設定したテーマを生徒がどう深めるか,研究倫理をどう身に付けるかが課題だと思われる。県内の学校への波及も期待している。
(委員)自分の研究の全体像や結果を理解していない生徒はいないだろうか。自己評価にも関わるので,年間・月間毎の研究のアクションプランを作って研究ノートに書かせることによって理解させてほしい。社会人になっても役立つ。
(委員)自然科学部に実験がしたくて入部した生徒がいたということに感激した。SS探究Ⅲで先輩が行っていた研究を引き継ぎたいという生徒の登場も,今まで横断的でしかなかったものが縦に広がってきたと感じる。SS英語では国際的な教科書を用いているとのこと,ISOの観点からもセンスを付ける上で素晴らしい。教材に論説が多いようなので,論文が増えるともっと科学への興味関心を持つ生徒が増えそうである。
写真下:SSH運営指導委員会の様子
運営指導委員会の指導・助言及び質疑応答をきっかけに、SSH事業の改善点を見出し、改善に取り組むことで、本校のSSH事業がよりよく発展していくここと思います。
運営指導委員の皆様、お忙しい中、誠にありがとうございました。
SSH通信第23号を発行しました。
今回は
5月18日(木)に開催された校内SSHプレゼン大会本選で最優秀となったチームの研究内容の紹介です。
なお,このチームは令和5年3月に行われた「第5回高校生サイエンス研究発表会in第一薬科大学・日本薬科大学・横浜薬科大学2023」にて,243演題(71校,850名参加)の中から最優秀賞に選ばれました。
研究テーマ「色覚異常について~色覚異常のある方にやさしい社会の形成に向けて~」
6月23日(金)、2学年向けにプレゼンテーション講座が開催されました。
講師に、柴田恭幸先生(東京海洋大学学術研究院海洋電子機械工学部門 応用物理助教)をお迎えして、研究発表・準備に関する考え方について講義をしていただきました。
研究と発表を行う意義や資料作り、発表の在り方について具体的に学ぶことができました。
今回学んだことで、現在行われている課題研究の発表がより良くなると思います。
写真下:真剣に話を聞く生徒たち
講座終了後は、自然科学部や希望者、SSH生徒研究発表会発表グループへの指導も行われ、柴田先生から直接アドバイスを頂くこともできました。
写真下:柴田先生に自分の研究をプレゼンする生徒
写真下:研究発表の仕方について具体的に指導を受ける生徒たち