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2021年6月

2021年6月30日 (水)

高大連携 研究の基礎を学ぶ ~研究を知る講座(1年)

6月25日(金)、1年生の6・7限目のSS探究Ⅰの特別講座として、『研究を知る講座』が行われました。

『研究を知る講座』は鹿児島大学から9名,鹿屋体育大学が1名の計10名の講師を招き、様々な分野の研究について,講義をして頂く,高大連携の事業です。生徒たちは,10の講座のうち,2講座をそれぞれ受講し,熱心に受講していました。

写真下:魅力的に講義される先生方001

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講義を受けた生徒達からは,

  • 固定概念にとらわれないことが大事。
  • 研究とは誰も知らないことを発見することだと言うことを知った。
  • 研究することの意義や方法、失敗しても諦めない等、研究をする上で大事なことを学んだ。
  • 研究を進める上で研究の有用性や新規性、独創性、信頼性、完成度が大切
  • 研究は失敗することがほとんどだが、諦めずに取り組み続けることが大事
  • 試行錯誤しながら、研究を進めていくことの大切さを改めて感じた。 

など,多くの前向きな感想が聞かれました。

今回,10名の先生から,具体的な研究に関する講義を受け,生徒達のモチベーションもさらに上がってきました。今後の課題研究では,より具体的に計画を立てて,研究に取り組んでいくと思います。先生方,貴重な講義ありがとうございました。

2021年6月24日 (木)

とある放課後の様子

とある放課後,正面玄関前に複数の生徒と先生の姿が・・・

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中洲通を通って向かった先は・・・

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鹿児島大学農学部の農場でした!

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ニホンミツバチ研究員の皆さんが巣箱の様子を観察に来たのでした!

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ニホンミツバチはとてもおとなしいので

1mくらいの距離までなら防護服は必要ありません。

巣箱に一生懸命出入りしている働きバチを見て

「かわいい~!」と歓声を上げています。

Img20210622165855巣箱を開けるので防護服を着ます。

Img20210622170147 巣箱いっぱいに巣を作っている様子を観察。

 「すごい!いっぱいいる!」とみんな驚いていました。

 もう一つの巣箱は残念ながら巣が大きくなっておらず

 何らかの不調が生じている様子でした。

 自然が相手なのでなかなか思い通りにならないのも学びの一つです。

 

 期末テスト前の晴れ間に巣の観察ができてよかったです。

 期末テスト明けにいよいよ本格的に研究活動がスタートします。

2021年6月18日 (金)

~ ニホンミツバチの深遠なる世界 ~

令和3年度 自然科学部特別講座

~ ニホンミツバチの深遠なる世界 ~

Mitubachi

この度,甲南高校では養蜂(ミツバチの飼育)にチャレンジすることになりました。


この特別講座は,科学的なことに興味を持ったり,取り組んだりしている先生方が講師となり行われます。今回の講師は英語科の先生です。

昨年度は国語科の先生が講師となり「バイクのエンジンの分解・組立」を行いました。生徒たちは見慣れない工具を使い,オイルで汚れながらも完全にエンジンを分解し,今度は分解したエンジンを組み立て,バイクに取り付けました。そして,エンジンが始動したときには大変感動していました。

今回の養蜂についても,前回同様,体験を通して生徒たちは多くの発見や感動をしてくれるものと期待しています。

生徒たちが取り組む様子やミツバチの様子は,今後このブログにて紹介していきます。

なお,今回の講座は巣箱設置や飼育に関して鹿児島大学農学部(農場)の協力をいただいております。この場を借りて,厚く御礼申し上げます。

特別講座の詳細は以下のPDF(参加者募集案内)をご参照ください。

参加者募集案内.pdf

ディベート体験

6月3日(木)及び10日(木)の計2回,2年生のSS探究Ⅱの時間に各クラスでディベートを実施しました。

事前にディベートを実践している教員から全体指導があったものの,上手く行くか不安でしたが,生徒たちは生き生きと討論していました。感想を見ても,とても楽しみながら参加できたようです。

写真下:2回目のテーマ

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1回目のテーマは「日本の学校は制服を廃止すべきである」,2回目のテーマはクラスにより異なり「都会の高校より田舎の高校の方が良い」あるいは「日本はバレンタインを廃止すべきである」でした。

写真下:3対3での論戦

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あるクラスでは「日本はバレンタインを廃止すべきである」の肯定派が全勝していましたが,テーマにより肯定・否定のいづれかが説明しやすい状況もあるようです。

初めてのディベートだったので,鋭い指摘をするまでには至りませんでしたが,これをきっかけに授業や課題研究の討論・考え方において,より論理的・批判的になって欲しいと思います。

写真下:クラス全体の様子

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