2022年9月28日 (水)

実験・検証中! 1年生ミニ課題研究

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されている本校。

1年生は、入学当初から毎週金曜日、課題研究に必要なスキルを身につける学びを積み重ねてきました。7月からは「ミニ課題研究」に取り組んでいます。

身につけたスキルを使って「まずは(取り組みやすく簡略化した)課題研究にチャレンジしてみよう」というコンセプトで、実施しているこの取り組み。

生徒たちは四苦八苦しつつ、グループで協力しながらテーマ設定、仮説立て、実験・検証、まとめと進めてきました。

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研究のまとめは、Wordで作成。

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9月30日、研究成果を披露する「課題研究発表会(予選)」を実施して、プレゼン能力の向上を図ります(10月には、各学級の代表グループによる本選を実施)。

各グループ、どのような発表をするか楽しみです!

2022年8月30日 (火)

SSH通信第16号発行

SSH通信第16号を発行しました。

今回の特集は,「自然科学部奄美大島研修」です。

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2022年8月26日 (金)

SSH通信第15号発行

SSH通信第15号を発行しました。

今回の特集は,「研究を知る講座」(SS探究Ⅰ)と「最終発表会」(SS探究Ⅲ)です。

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SSHの成果物について

本校のSSHに関する成果物を「ブログ」及び「ホームページ」に掲載しています。

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甲南SSHの成果物(最新版)

甲南SSHの成果物 | 鹿児島県立 (pref.kagoshima.jp)

2022年8月23日 (火)

自然科学部 奄美研修

令和4年8月1日~3日の期間で、自然科学部は2泊3日の奄美研修を実施しました。この研修の目的は、自然豊かな奄美大島の生態系を調査・分析し、自然科学への興味・関心を高め、科学的なものの見方・考え方を養うことが狙いです。以下に自然科学部の感想を載せます。ご覧ください。

~8月1日(月)~

①土盛海岸

土盛海岸に訪れた。小さなサンゴが砂とともに浜に流され、岸がきれいな弧を描いていた。砂浜とリーフの間には急に深くなるところがあった。

  奄美海上保安部交通課の村井先生より、離岸流について講義や水難事故の対処法を教えていただいた。離岸流は2m/s以上で流れているものもあり、それはオリンピックの競泳選手に匹敵するそうだ。とても抗って泳げるものではない。そのため、もし離岸流で沖に流されたときは、沿岸と平行に泳いで岸に向かって流れる向岸流にのったほうが良いそうだ。離岸流の被害に会うのはサーファーが多いと聞いた。沿岸がくぼんでいたり、沿岸と沖にゴミがたまっていたり、砕波があったりしたときには、そこで離岸流が発生している可能性が高いようだ。(1年)

~離岸流に流されたときはどうしたらいいか~

 まず、絶対にやってはいけないこととしては、流れに逆らうことである。流れに逆らったとしても、波が強く押し戻されることが多い。

 しかし、離岸流の幅は少ししかなく20メートルしかないことから、流れに逆らうことよりも、横に少しずつ、体力をあまり使わずに少しでも多く温存しながら体力をあまり使わずに泳ぐことが大切。仰向けで、カエルのように泳ぐやり方も効果的。まずは離岸流から脱することが良いとされている。(2年)

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②枕状溶岩

最初は溶けている溶岩を想像していたが、実際に調べたり見てみたりすると岩石だった。岩石は特徴的で穴が表面に多数空いていた。ほとんどの岩石は白っぽい色をしていて、少しだけ水の影響で黒っぽくなっていたり緑っぽくなっているものがあった。岩石に空いている穴は雨や表面に集まっていた気体が抜けた跡などと考えた。(1年)

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~8月2日(火)~

③金作原原生林

 亜熱帯気候に含まれる奄美大島には1307種の植物が分布し、国立公園となっている金作原原生林には多くの希少種や固有種がいる。1200万年前、大陸の一部であった奄美は地殻変動によって大陸から切り離され、動植物が取り残された。閉鎖された環境の中、動植物が進化を遂げたことによって多くの希少種、固有種が存在する。この多くの豊かな森は出血毒をもつハブがいることで人間がむやみに入るのを防いできたことで守られてきたといわれている。また、ハブの駆除を目的としてマングースが放されたが、アマミノクロウサギやアマミイシカワガエルなどの奄美大島に生息する動物が捕食された。現在はマングースの防除により在来種の回復が確認されている。今回の金作原原生林では奄美固有の動植物を観察できた。(2年)

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④マングローブ

マングローブではカヌーに搭乗してマングローブに接近して観察を行った。

私はカヌーを初めて操作した。はじめは難しく感じたが、しばらくすると普通に操作できるようになった。(1年)

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⑤湯湾岳

湯湾岳では金作原と同様に奄美大島固有の動植物が多く存在している。私はアマミノクロウサギの巣穴を観察することができた。想像していたより深い穴を掘っておりウサギの力を知ることができた。(1年)

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~8月3日(水)~

⑥奄美海洋展示館

奄美海洋展示館にいる生物を観察した。魚など海中の生物はからだの海底に向く側が白く、海面に向く側に模様や色がついている。海底から見て光に溶け込むためにからだは白く、海上から見て海に溶け込むために色や模様がついていると考えられる。奄美海洋展示館のカメもそのような色の付き方をしていた。ただ、カメは生息地が河川や沼、池などだから岩に溶け込むような色、模様になっているのではないかとも考えられる。(1年)

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⑦ソテツ群生地

ソテツ群生地を観察し,バスの運転手の方にソテツについて説明していただいた。

・ソテツは雄株と雌株に分かれる。

・ソテツの実には毒があり、生では食べることができない。

※食用は水に浸して毒抜きをする。

この観察後,ソテツの実に含まれる毒などについて調べた。ソテツは食糧難などの際の代用植物として育て食べられていたが、毒抜きが不十分なソテツを食べて死者が出るなどの被害を出した時期があり、ソテツ地獄と呼ばれたとのことである。(2年)

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⑧奄美クレーター

このクレーターは3kmという巨大なクレーター。過去の調査で砂浜から何回も小さな鉄の玉が発見され、また湾の内外の海底では隕石が落ちた時のくぼみが18ヶ所確認されているらしい。さらに、赤尾木湾と太平洋を仕切っている陸地の両端のがけのした部分から貝の跡が発見されたことから昔は海であったと考えられている。そのため、昔、湾の両側は別の島で、隕石が落ちたことにより埋め立てられ、陸続きになったと考えられている。直径3kmという大きさと2つの島が1つになったということに驚嘆するとともに広大さを感じた。(1年)

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今回の奄美研修では、生徒達が様々な「本物」を体験することができたようです。この研修を通して、更に自然を好きになり、好奇心を持って、研究に取り組んでほしいと思います。

2022年7月29日 (金)

KSW(Konan Science Week)の取組

1年生の夏季課外に欠かせないのは、SS探究Ⅰの内容を深める「Konan Science Week」。

 -通称、KSWです。

1学期に学んできたデータ収集やキーワード検索の仕方を身につけるべく,夏季課外の間,毎日2コマを使って研究に役立つ様々な活動を行います。

前半の課外中に取り組んだことは↓

 ・論理的・批判的思考力養成講座

 ・統計講座

 ・統計グラフコンクールポスターのテーマ決め  etc...

普段の授業よりも深く、研究に必要な知識・技能を学ぶことができました。


前半の夏季課外の最終日となる7月29日(金)午後からは、鹿児島大学の研究室訪問。

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写真上:志水教授の研究室は、農学部所有の農園を見ながら集合

2~3人で研究室に直接うかがって、研究の内容や方法、学生生活について教えていただきました。

Img_20220729_145252 写真上:宮田准教授の研究室では、実際の器具(クリーンベンチ)で作業体験!

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写真上:坂巻准教授の研究室で、害虫学について話を聞く生徒

大学で行われている研究の高度な内容に、生徒たちは一生懸命目や耳を使って理解しようとしていました。


「研究で失敗してもくじけないメンタルを、どうやって身につけたらいいか」。

質問コーナーで出てきたとある1年生の疑問に、宮田准教授は研究者としての姿勢をお話してくれました。

研究の8割は失敗する。ではなぜ失敗したのか、単に事実を見つめて分析して、次の成功に繋げていく気持ちが大事です。

夏季課外後半では、いよいよミニ課題研究に取り組みます。

今回の研究室訪問で、研究する上での思考力や方法についてたくさん学びがありました。

1年生諸君、失敗しても次の成功に繋げる気持ちを持って頑張ろう!

2022年7月20日 (水)

SS探究Ⅲ 最終報告会

7月20日(水)修行式の午前,3年生のSS探究Ⅲの最終報告会がありました。

今回は、熱中症対策・新型コロナウイルス対策により、zoomによる配信で行いました。

写真下 発表の様子

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5af5f9ec4fe942fb81018a7f76de827c 写真下:各教室の様子

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化学分野生物分野地学分野社会科学分野の代表がそれぞれ発表を行いました。

発表の後の質疑応答では,たくさんの質問がありました。

生徒からは「すごく勉強になった」「新しい発見があった」等の声がありました。

1・2年生は、今回の発表を参考に、自分の研究をよりよいものにしていきましょう。

2022年6月26日 (日)

より深い学びのために研究を知る講座

6月24日(金)午後、SSH事業の一環である「研究を知る講座」を1年生対象に行いました。

これは、大学の先生の専門的な講義を聴くことで科学の奥深さや面白さを知り、科学への興味関心を高めて、科学に対する視野を広げることを目的としています。また、進路意識を高めることも目的としています。

今回、鹿児島大学から9人、鹿屋体育大学から1人の計10人の先生をお招きしました。

生徒たちは、10講義の中から興味関心のあるものを2つ選択して聴講しました(1講義50分)。

講義テーマ・講師及び講義の様子は、次の通りです。


1「マウスの音声コミュニケーションから探る脳と行動の研究」

菅野康太先生(鹿児島大学法文学部准教授)

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2「居住学について」

黒光貴峰先生(鹿児島大学教育学部准教授)

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3「理学部から医薬品開発を考える 〜タンパク質から作られるバイオ医薬品〜 」

伊東祐二先生(鹿児島大学理学部教授)

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4「魚類の神経行動学」

池永隆徳先生(鹿児島大学法理学部准教授)

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5「超音波を使った化学のモノづくり研究」

二井晋先生(鹿児島大学工学部教授)

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写真下:超音波の作用を実感する生徒

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6「豪雨時の斜面崩壊発生予測システムの開発」

酒匂一成先生(鹿児島大学工学部教授)

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7「酵母が教えてくれること」

玉置尚德先生(鹿児島大学農学部教授)

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8「動物の遺伝子操作とその応用」

有村卓朗先生(鹿児島大学共同獣医学部教授)

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9「魚の行動解析を利用した次世代の創薬研究」

塩﨑一弘先生(鹿児島大学水産学部准教授)

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写真下:塩﨑先生の研究に欠かせない「ゼブラフィッシュ」に見入る生徒

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10「卓越したスポーツパフォーマンスの探究」

中本浩揮先生(鹿屋体育大学体育学部准教授)

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どの講義でも、生徒たちはメモをとりながら熱心に耳を傾けていました。

写真下:どの生徒も真剣です。

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ある生徒は、「どのお話も初めて聴くことばかりでとても興味深かったです。また、大学での学びの一端を知ることができました」と感想を述べてくれました。

生徒の皆さんは、今回の講義で学んだことを今後の課題研究や進路研究にいかしましょう。

貴重な講義をしていただいた先生方、ありがとうございました。

2022年6月17日 (金)

自然科学部 鹿児島大学へ

令和4年6月15日、本校自然科学部は、鹿児島大学工学部海洋土木PGを訪問しました。

自然科学部は「離岸流の研究」をしており、海洋土木PGの長山昭夫先生に研究に関するアドバイスや指導をしていただきました。

写真下:自然科学部と見学の様子

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この規模の造波装置は、九州では、九州大学と鹿児島大学にしか無いとのことです。

津波と、普段目にする波の質量輸送の違いについて、演示と説明をしていただきました。

写真下:長山昭夫先生の説明

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海洋土木工学棟では、離岸流についての詳しい講義や、本校の研究へのご助言を沢山、頂きました。今回の経験を活かして、「離岸流」チームには、よりよい研究にしていってもらいたいです。

写真下:海洋土木工学棟での講義

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がんばれ、自然科学部

2022年5月18日 (水)

SSH通信14号発行

SSH14号を発行しました。

今回は,3月に行われた「京都大学ポスターセッション2021」にて「優秀賞」を受賞した「柚子に関する研究」の特集です。

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