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2022年6月

2022年6月26日 (日)

より深い学びのために研究を知る講座

6月24日(金)午後、SSH事業の一環である「研究を知る講座」を1年生対象に行いました。

これは、大学の先生の専門的な講義を聴くことで科学の奥深さや面白さを知り、科学への興味関心を高めて、科学に対する視野を広げることを目的としています。また、進路意識を高めることも目的としています。

今回、鹿児島大学から9人、鹿屋体育大学から1人の計10人の先生をお招きしました。

生徒たちは、10講義の中から興味関心のあるものを2つ選択して聴講しました(1講義50分)。

講義テーマ・講師及び講義の様子は、次の通りです。


1「マウスの音声コミュニケーションから探る脳と行動の研究」

菅野康太先生(鹿児島大学法文学部准教授)

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2「居住学について」

黒光貴峰先生(鹿児島大学教育学部准教授)

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3「理学部から医薬品開発を考える 〜タンパク質から作られるバイオ医薬品〜 」

伊東祐二先生(鹿児島大学理学部教授)

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4「魚類の神経行動学」

池永隆徳先生(鹿児島大学法理学部准教授)

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5「超音波を使った化学のモノづくり研究」

二井晋先生(鹿児島大学工学部教授)

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写真下:超音波の作用を実感する生徒

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6「豪雨時の斜面崩壊発生予測システムの開発」

酒匂一成先生(鹿児島大学工学部教授)

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7「酵母が教えてくれること」

玉置尚德先生(鹿児島大学農学部教授)

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8「動物の遺伝子操作とその応用」

有村卓朗先生(鹿児島大学共同獣医学部教授)

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9「魚の行動解析を利用した次世代の創薬研究」

塩﨑一弘先生(鹿児島大学水産学部准教授)

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写真下:塩﨑先生の研究に欠かせない「ゼブラフィッシュ」に見入る生徒

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10「卓越したスポーツパフォーマンスの探究」

中本浩揮先生(鹿屋体育大学体育学部准教授)

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どの講義でも、生徒たちはメモをとりながら熱心に耳を傾けていました。

写真下:どの生徒も真剣です。

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ある生徒は、「どのお話も初めて聴くことばかりでとても興味深かったです。また、大学での学びの一端を知ることができました」と感想を述べてくれました。

生徒の皆さんは、今回の講義で学んだことを今後の課題研究や進路研究にいかしましょう。

貴重な講義をしていただいた先生方、ありがとうございました。

2022年6月17日 (金)

自然科学部 鹿児島大学へ

令和4年6月15日、本校自然科学部は、鹿児島大学工学部海洋土木PGを訪問しました。

自然科学部は「離岸流の研究」をしており、海洋土木PGの長山昭夫先生に研究に関するアドバイスや指導をしていただきました。

写真下:自然科学部と見学の様子

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この規模の造波装置は、九州では、九州大学と鹿児島大学にしか無いとのことです。

津波と、普段目にする波の質量輸送の違いについて、演示と説明をしていただきました。

写真下:長山昭夫先生の説明

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海洋土木工学棟では、離岸流についての詳しい講義や、本校の研究へのご助言を沢山、頂きました。今回の経験を活かして、「離岸流」チームには、よりよい研究にしていってもらいたいです。

写真下:海洋土木工学棟での講義

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がんばれ、自然科学部