より深い学びのために研究を知る講座
6月24日(金)午後、SSH事業の一環である「研究を知る講座」を1年生対象に行いました。
これは、大学の先生の専門的な講義を聴くことで科学の奥深さや面白さを知り、科学への興味関心を高めて、科学に対する視野を広げることを目的としています。また、進路意識を高めることも目的としています。
今回、鹿児島大学から9人、鹿屋体育大学から1人の計10人の先生をお招きしました。
生徒たちは、10講義の中から興味関心のあるものを2つ選択して聴講しました(1講義50分)。
講義テーマ・講師及び講義の様子は、次の通りです。
1「マウスの音声コミュニケーションから探る脳と行動の研究」
菅野康太先生(鹿児島大学法文学部准教授)
2「居住学について」
黒光貴峰先生(鹿児島大学教育学部准教授)
3「理学部から医薬品開発を考える 〜タンパク質から作られるバイオ医薬品〜 」
伊東祐二先生(鹿児島大学理学部教授)
4「魚類の神経行動学」
池永隆徳先生(鹿児島大学法理学部准教授)
5「超音波を使った化学のモノづくり研究」
二井晋先生(鹿児島大学工学部教授)
写真下:超音波の作用を実感する生徒
6「豪雨時の斜面崩壊発生予測システムの開発」
酒匂一成先生(鹿児島大学工学部教授)
7「酵母が教えてくれること」
玉置尚德先生(鹿児島大学農学部教授)
8「動物の遺伝子操作とその応用」
有村卓朗先生(鹿児島大学共同獣医学部教授)
9「魚の行動解析を利用した次世代の創薬研究」
塩﨑一弘先生(鹿児島大学水産学部准教授)
写真下:塩﨑先生の研究に欠かせない「ゼブラフィッシュ」に見入る生徒
10「卓越したスポーツパフォーマンスの探究」
中本浩揮先生(鹿屋体育大学体育学部准教授)
どの講義でも、生徒たちはメモをとりながら熱心に耳を傾けていました。
写真下:どの生徒も真剣です。
ある生徒は、「どのお話も初めて聴くことばかりでとても興味深かったです。また、大学での学びの一端を知ることができました」と感想を述べてくれました。
生徒の皆さんは、今回の講義で学んだことを今後の課題研究や進路研究にいかしましょう。
貴重な講義をしていただいた先生方、ありがとうございました。