令和3年度SSH研究開発実施報告書と課題研究要旨集
令和3年度SSH研究開発実施報告書(PDF)及び課題研究要旨集を公開しました。
下記からダウンロードしてご覧になれます。
SSH指定Ⅰ期5年目(2024年度)
「より良い未来創造に挑戦し続ける科学技術系グローバルリーダーの育成」を目指します。
令和3年度SSH研究開発実施報告書(PDF)及び課題研究要旨集を公開しました。
下記からダウンロードしてご覧になれます。
2月25日(金)にSSH公開授業を実施しました。
①教科横断 1年 「数学」×「情報」
②教科横断 2年 「物理」×「英語」
③ICT活用 1年 「生物基礎」
この3つの授業を実施しました。その様子を紹介します。
写真下:「数学」×「情報」の様子
数学Ⅰで学んだデータ分析を情報で学んだエクセルを使って行いました。当日は、「避暑地は本当に過ごしやすいのか」というテーマで、気象庁のデータを元にエクセルを使って分析をしました。
写真下:「物理」×「英語」
「災害に耐えうる建造物と持続可能なまちづくり」をテーマに、より強度の高い構造の橋づくりに挑戦しました。
写真下:生物基礎
今年の共通テストを題材に、グループで解説を作成し、それをスマートフォンを使って共有しました。
また、当日は授業の様子をオンラインで配信しました。
SSH通信13号を発行しました。
今回の特集は
「コーチングセミナー」
「第2回リケジョに学ぶ最新の科学(トヨタ車体研究所)」
「SSH交流フェスタ」
「鹿児島県高等学校生徒理科研究発表大会」
の4本立てです。
SSH通信12号を発行しました。
特集は初めての「屋久島研修」です。SSH通信12号をダウンロード
10月29日(金)、1年生全員を対象に「プロフェッショナルに学べ!職業を知るセミナー」を実施しました。
これは、様々な分野から講師をお招きして、職業に関して科学的な視点でご紹介いただき、生徒たちの科学への興味関心を高めたり、進路選択の幅を広げることを目的としたものです。
今回、10講座11人の講師をお招きしました。
・中俣美咲さん(KTS鹿児島テレビ 気象予報士)
・平川邦弘さん(スカイマーク株式会社 操縦士)
・河野洋平さん(スカイマーク株式会社 航空整備士)
・池田健一郎さん(亀山動物医療センター 獣医師)
・中山茜さん(AKANE株式会社代表取締役 薬剤師)
・髙﨑正治さん(髙﨑正治都市建築設計事務所 建築士)
・肥後玄十さん(シーアグジャパン 農事組合法人ねじめ農園)
・末永祐馬さん(LR株式会社代表取締役)
・前原恵理さん(臨床心理士)
・西居加奈さん、木村元春さん(資生堂 みらい開発研究所)※リモート形式の講義
生徒は、50分間の講座を2つ聴講しました。
写真下:中俣さんの講義テーマ「気象キャスターの仕事」
写真下:平川さんの講義テーマ「航空パイロットとは?」
写真下:河野さんの講義テーマ「航空整備士とは?」
写真下:池田さんの講義テーマ「What is a veterinarian? 獣医師のお仕事について徹底解剖」
写真下:寄生虫の標本を見せてくださいました。
写真下:中山さんの講義テーマ「薬剤師の仕事とは 〜薬剤師は薬を渡すだけではない!〜」
写真下:髙﨑さんの講義テーマ「世界で生きるとは」
写真下:肥後さんの講義テーマ「知っていれば面白いけど、なかなか使えない農業雑学」
写真下:末永さんの講義テーマ「IT起業について」
写真下:前原さんの講義テーマ「臨床心理士からのメッセージ」
写真下:西居さん、木村さんの講義テーマ「資生堂の研究員のキャリアパスとお仕事紹介」
どの講師のお話も初めて聴くことばかりで、生徒たちは各職業のことを様々な視点で知ることができました。また、講師の皆さんが使命感を持ってご活躍されている姿に、感銘を受けた様子でした。
文系か理系か選択中の1年生にとって、とても参考になったことでしょう。
講師の皆さん、貴重なお話をお聴かせいただきありがとうございました!
6時間目、2年生全体にお話をしていただきました。
講師は、東京海洋大学の柴田恭幸先生です。事前にみなさんが疑問に感じていたことにも丁寧に答えていただきました。
写真下:熱く講義をしてくださる先生と、注意深く聞く生徒たち
7時間目には、中間発表会の代表グループの生徒が自分たちのプレゼント見ていただき、アドバイスをもらいました。非常に丁寧に、スライドの作り方について指摘をしてくださいました。
写真下:グループの代表者が発表、ご指導をいただいてます。
放課後も、何組も質問している様子がみられました。今後の発表に生かしていきましょう。
研修最終日の今日は、西部林道で野生のサル、シカの観察を行いました。
最初に向かったのは、大川の滝。日本の滝100選にも選ばれている屋久島最大の滝だそうです。
西部林道に着くと、たくさんのサルやシカを間近で観察することができました。
人間から、感染症などをうつしてしまう可能性もあるので、ソーシャルディスタンスを保って観察します。
ガイドの市川さんに、電波によるフォックスハンティングの方法を教えていただき、実際に体験しました。
今回は2ヶ所で電波を受信し、設置した電波発信機の位置を調べましたが、残念ながら予想した場所と実際に設置してある場所とは異なっていました。
3日間という限られた時間でしたが、屋久島で自然への理解を深めるとともに、さまざまな調査方法を実際に体験し、どのように結果の集約・考察を行なっていくのか学ぶことができました。この経験を、今後の課題研究にも生かしていってください。
今回、研修にご協力いただいたYNACの松本さん、市川さん、ありがとうございました。
研修2日目の今日は、県道ヤクスギランド線で植生の垂直分布について調査します。
最初は、標高350メートル地点です。
写真下:下草グループ・樹木グループに分かれて調査をしています。
今回の調査では、環境の変化を数値化するため、樹木や下草の種類と本数を記録していきます。
次は、標高600メートル地点へ移動します。
写真下:大きなシダ
ヤクスギランドでは、屋久杉の森を見学しました。
写真下:くぐり栂
写真下:仏陀杉
ヤクスギランドを出た後は、標高1200メートル地点で最後の調査です。
写真下:杉の高さを計算します。
帰った後は各グループで記録したことをまとめ、明日に向けての事前学習をしました。
写真下:屋久島に生息している動物の骨を見て、何の動物かクイズをしています。
ガイドの市川さんに、屋久島がどのようにして今の状態になっているのか教えていただき、なぜ屋久島の自然が世界的にも貴重だと言われているのか、改めて考える機会となりました。
明日は、いよいよ最終日。西部林道で、野生動物を調査します。